吉田 晋吾
2014年入社
レース事業本部 レース技術部 技術2課(メカニック)
SuperGT37号車のチーフメカニックを担当しています。 チーフメカニックとして全体の総括をしていますが、主にフロント周り、モノコック、シート周りを実際に触ってメンテナンスしています。
トムスとの出会いはひょんなことから
もともとは一般的な男子と同じで、バイクやドリフトに興味があるくらいでしたが、ドリフトを見ていて、レーサーという存在を知り、高校1年生くらいになるとレースに興味を持ち始めました。その時からトムスは好きで、高校を卒業後は自動車整備士を育成する専門学校に入学しました。レースの仕事をしたかったのですが、その時の私には術がなくディーラーに内定をいただいていたこともあり諦めていました。 ところが、知人の紹介で星野レーシングのインターンのお話しをいただき、ディーラーの内定を辞退して参加したので、インターン終了後には就職先がなくなってしまいました。 そんな中、本当にたまたまトムスの求人を見つけたので応募してみたところ、面接官に、「きつい仕事だが本当に覚悟はあるのか?」と何度も聞かれましたが、無事に合格をいただきました。後から聞いた話ですが、当時自分を含めて10名程面接を行ったそうなのですが、合格したのは自分だったそうです。
これ!と一つ上げることは難しいですが、自分がやっている全ての仕事がやりがいだと思っています。勝てば嬉しいし、負ければ悔しいです。自分の仕事は数字等で成果が見えることはなく、逆に結果でしか見えないので難しい部分もあります。
将来的にはエンジニアをやってみたいです。また、過去にトムスで一緒に仕事をした仲間たち(ドライバーやメカニック)が海外に進出をしているので、可能ならトムスとして海外のレースに参戦してみたいです。コロナ禍前にマカオグランプリに行きましたが、やはり国内とは全く違う緊張感と世界観があり、とても刺激的でした。